バンドメンバーを探したことがある人なら、こんな経験があるんじゃないかと思う。
Xで「#バンドメンバー募集」を検索してみる。出てくるのは数時間前の投稿。少し目を離すと、もう別のツイートに埋もれている。ライブハウスに行けば同じ空間にミュージシャンがいるはずなのに、話しかけるきっかけもない。
バンドメンバー募集の場所はあるのに、つながれる「仕組み」がなかった。
そのもどかしさを、ずっと感じていた。
私は小学4年生からドラムを叩いている
Gigniteを作ったのは、エンジニアであり、ドラマーでもある自分自身です。
小学4年生のとき初めてドラムを叩いて以来、今も趣味でバンドを続けています。バンドをやっていると、メンバーを探す機会は何度もある。新しくバンドを組むとき、誰かが脱退したとき、別のバンドと対バンしたいとき。
そのたびに思っていた。**「なんで日本には、ちゃんとしたバンドメンバー募集サービスがないんだろう」**と。
海外にはある。日本にはなかった。
海外には、ミュージシャン専用のマッチングサービスがすでに存在しています。VamprやBandMixがその代表例です。BandMixには日本語版(bandmix.jp)もありますが、国内での認知はほぼゼロ。Vamprは日本語未対応で国内ユーザーもほぼいません。
国内サービスはというと、UIが10年以上前のまま止まっているものばかり。スマホで見ると文字が読みにくく、検索機能も最低限。「使いたい」と思える体験ではなかった。
「日本語で、今の時代に合った、ミュージシャン同士がつながれるサービス」が、そもそも存在しなかった。
ならば作るしかない。そう思ってGigniteを開発し始めました。
従来の「募集投稿型」と何が違うのか
バンドメンバー募集サービスには、大きく2つの構造があります。
掲示板型(募集投稿型)
多くの既存サービスやXのハッシュタグ検索がこれにあたります。仕組みはシンプルで、誰かが「ドラム募集中」と投稿し、気になった人が一方的に連絡を送る形です。
この構造には、見えにくい問題があります。声をかける側だけが「断られるリスク」を負うという非対称性です。
「自分のスキルが足りないと思われたら嫌だ」「断られたら気まずい」——そういう心理的ハードルが、バンドを組みたい気持ちがあっても動けない原因になっていることが多い。実際、ミュージシャンは音楽への情熱が強い分、評価されることへの緊張感も強い傾向があります。
マッチング型(Gigniteの方式)
Gigniteは相互いいねが成立して初めてDMができるという設計にしています。「お互いに気になっている」状態が確認されてからやり取りが始まります。
これにより、一方的に断られる場面がなくなります。いいねを送ることのハードルが圧倒的に下がり、「とりあえず気になったらいいねしてみよう」という行動が自然に生まれます。
| 掲示板型 | マッチング型(Gignite) | |
|---|---|---|
| 連絡のきっかけ | 一方が声をかける | 相互いいねが成立 |
| 断られるリスク | 声をかけた側が負う | 構造上、発生しない |
| 心理的ハードル | 高い | 低い |
バンドメンバーを探すこと自体は「出会い」であり、一方通行より双方向の方が自然なはずです。Gigniteはその当たり前を、バンドメンバー募集の世界に持ち込もうとしています。
Gigniteでできること
Gignite(ギグナイト)は、日本のアマチュアミュージシャンのためのマッチングプラットフォームです。名前の由来は Gig(ライブ)× Ignite(点火)。
現在β版を公開中で、主に2つの機能を提供しています。
1. バンドメンバー募集
楽器・ジャンル・エリアで絞り込んで、相手を探せます。ボーカル・ギター・ベース・ドラムなど担当パートはもちろん、スキルレベルや活動スタンスでも検索可能。相互いいねでマッチングが成立したらDMでやり取りができます。
2. バンドページ・対バン募集
バンドとしてのページを作成・公開できます。演奏動画の掲載、ライブ実績の記録、対バン相手の募集も可能。「バンドを組んだ後」の活動をGignite上でまとめて管理できるようにしています。
こんな人に使ってほしい
- 一緒にバンドを組みたい人
- 対バンしてくれるバンドを探している人
- 本気で音楽をやっている仲間に出会いたい人
エリアは全国対応しています。東京・大阪・名古屋などの都市部だけでなく、地方でバンド仲間を探している方にもぜひ使っていただきたいと思っています。
最後に
まだβ版で荒削りな部分もありますが、同じように「つながりたい」と思っているミュージシャンがすでに登録しています。
Gigniteをきっかけにプロデビューするバンドが生まれる状態を、本気で作ります。
一ミュージシャンとして、一音楽ファンとして、日本の音楽シーンをもっと熱くしたい。そのためのプラットフォームがGigniteです。
まずは一度、のぞいてみてください。
登録無料・エリア全国対応・スマホ対応